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『あきらめがいい』人ほどTOEICは高得点!?

『あきらめがいい』人ほどTOEICは高得点!?

新年度からTOEICを受けなきゃ、という方も多いかもしれません。
私たちは『イングリッシュブートキャンプ』という英語の突貫工事のプログラム開催していますが、その傍ら、『爆速TOEIC講座』というものを開催しています。
今日は少しTOEICのお話を。

僕は大分英語で苦労した口です。
何しろそもそも暗記は苦手ですし、文法は睡眠導入薬以外の何者でもない体質。
でも、さまざまな英語のテストを受けなくてはいけませんでした。TOEICより難しいTOEFLや、更に、それを数倍難しくしたGMATという欧米の大学院入試のための英語のテストも受けなくてはならなかったのです。

英語が得意な方はうらやましい限りですが、僕たち英語苦手パーソンは、こういったテストではなにしろ「ゲームの構造を見切る」ことで点数を急速に上げることが重要だと思います。

「ゲームの構造を見切る」

例えば、TOEICのPART3とPART4。
どちらもリスニング全100問のうちの30問ずつを占めるパートです(今年5月から改訂になります)。全100問の41番から70番までがPART3、71番から100番までがPART4となっている大きなパート。
大雑把にいうと、
(1) 長い英語の話を聞かされます。
(2) 問題用紙に設問があります。1つの英語の話に対して3つの設問があります。その設問を読んで(1)の意に沿うような形で答えていきます。
リスニングで情報収集し、紙に書いてある問題を解くことで理解度が問われる問題です。

この2つのパートには大きく2種類のアプローチがあります。
1つは、全文をリスニングした後に、問題用紙に書いてある選択肢を読みながら正解を探す「後読み派」。こちらが正統派ですね。聴いてから読んで解く。TOEICが想定しているオーソドックスな手法です。
もうひとつは、なんとか時間を稼ぎ出し、英文が読まれる前に選択を読んでしまう「先読み派」です。これは何回も実験をやって証明してきましたが、この「先読み派」の方が断然点数があがります。

何が違うのか。

ゲームの構造が違います。

「後読み派」は、リスニングしたものを一度短期でも記憶して、そこから答えを探しに行く、そういうゲームになりますが、「先読み派」は、求めているものをリスニングで探してくゲームをしていることになります。これは大きな違いです。
「後読み派」は、何を問われるかわからない状態ですから、まんべんなく全ての英文を聴き、しかもそれを全部(答えに関係ないパートも含めて)短期的にでも暗記しながら聞かなくてはなりません。英語力だけではなくて記憶力まで問われるテストになってしまっています。更に全部を聞かなければ成らないからさぁ大変。実際バイリンガルの人をTOEIC会場に送り込んで「後読み派」でテストを受けてもらいましたが散々たる結果に終わりました。

「先読み派」は全く違うゲームをしていることになります。

先に設問を読んでしまうので、何を聞かれるかが分かっています。
リスニングするときは、まんべんなく聞くのではなく、狩人のように自分の必要な情報だけを聞き取りに行く「攻めのリスニング」になります。更に、きたっ!と答えをゲットした瞬間にマークシートに記をつけることで、そこの暗記という作業が発生しないのです。これで大きくゲームの構造をかえることが出来ます。英語のテストで暗記力まで問われてたまるか、ということですね。

そんな形で構造を見切っていくことでかなりTOEIC等のテストの点数は上げられるかと思います。そのなかで、ひとつ重要な構造についてもお話したく思います。

TOEICに必要な心構え

TOEICは、4択(PART2だけ3択)のマークシートです。
4択であるということは、あてずっぽうでも1/4で正解が出てしまうということ。これは、テストを作成する側にとっては少し頭の痛い制約です。
少しでも聞き取れれば、あきらかに違う選択肢がはじけて、そうすると更に確率は高まり、完全に聞き取れなくても1/3か、あるいは1/2で正解してしまう、そんな「何となく聞き取れたぜ」という人でもかなりの確率で正解となってしまうという可能性が出てきます。これだと点数に幅を持たせることが難しくなります。

そこでTOEICでは「ちょっと聞こえたけど完全には聞こえていない」人が飛びつきそうなひっかけの選択肢の回答をたくさん用意しています。そういった「完全に聞こえていない人」を、弾くようにうまく出来ているのですね。もっと言うと、完全に聞き取れなかったところを、う~んと考えて答えたところで、そう簡単には成功にたどり着けないように設計されているわけですね。しかも、TOEICの作成者は、何千万というテストサンプルから最適なテストを作り出している達人です。彼らの「聞こえなかった人をはじく眼」はかなり優れていると考えてよいでしょう。

そこから導き出される結論は
「わからないときは、あきらめてさっさと次の準備をする」です。

素人が、なんとなく聞こえた、だけで正解を探すのは難しいと割り切りましょう。そんなにTOEICは甘くありません。
ここは早々にあきらめ、わからなくても1/4で正解だ、と割り切って次に行きましょう。
そこでウダウダなやんでも仕方がないのです。先ほどの先読みに時間を使ったり、次の問題の準備に時間を使ったり、潔く次に行くのです。
最悪なのは、そこでうーんと悩んで時間だけ使って次の準備がおろそかになったり、それが気になって残りの2、3問、気もそぞろで集中できない状況です。実際、このようにひとつが気になり、そのあと3問とか4問を全滅するという人が沢山います。

そうです。
「あきらめる」が最善の策なのです。

多くの方がTOEICでは実力以上のスコアを狙います。
そのため分からない問題に執着し、それのせいで他の問題がしっかり解けずに逆に実力以下のスコアを貰います。
TOEICでは、実力通り、あるいは実力の95%くらいのスコアが出ればいいやと割り切って行ったほうが有効です。貴方が100%の力を出せれば、貴方と同等の実力を持ったひとのうち多くの方が上記のように自滅してきますから、(偏差値なので)結果としては100%以上の成績が取れる筈です。

あきらめよく、

これがTOEICの必勝法の一つです。