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英会話の心理的障壁にさよならをするために正したい2つの勘違い

英会話の心理的障壁にさよならをするために正したい2つの勘違い

みなさま、こんにちは。イングリッシュブートキャンプのGENERALこと児玉です。

フィリップ・マーロウの名言によれば、「警官とさよならを言う方法はまだ発明されていない」*そうですが、「英会話の心理的障壁にさよならを言う方法」はご紹介できます。

私たちは、短期集中で英会話力を急向上させるイングリッシュブートキャンプというプログラムを主宰しております。2日間という短い期間で、受講される方に「英会話に自信がついた!」となって帰っていって頂きます。そして、当然ですが、このようなプログラムに参加を検討されるくらいですから、殆どの方が、「英会話に自信がない」という状態で来られます。

そんな方々を最短で「英会話に自信がある!」状態に持っていくための大きなキーのひとつは、「心理的障壁」を超えてもらうことです。

心理的障壁を超えるためには、2つの思い込みを無くしてもらうことが重要です。

英会話となると緊張してしまう人の多くが「完璧な英語」を目指そうとしております。もう少し正確に言うと、間違えたくないな、間違えたら恥ずかしいな、と思われています。

で、最短期間で心理的障壁をなくすためには、この「間違い」ということに対するとらえ方を劇的に変えることが有効です。

実践的見地に立ったときの、英会話の2つの誤った信仰についてお話しします。

一つは、ネイティブ英語への信仰です。

英会話の勉強をされている皆様の多くが、英会話学習のゴールは「ネイティブのように流暢に話している自分」というイメージをお持ちのようです。
しかし、実際、国際ビジネスで活躍している日本人や、他の国の人を見たことがあれば、そんな考えは吹き飛びます。
ネイティブのように流暢に話さない方でも、平然と仕事で英語を使い倒しています。むしろ、そういった方のほうが多いでしょう。
実際、いま世界には8.5億人の英語を話す人がいると言われており、そのうちの5億人超は「非ネイティブスピーカー」です。そうです。ネイティブより、非ネイティブが多いのです。
つまり、現実的に英語は、完璧な英語を話す人達だけが使っている言語ではなく、「さまざまな人々が片言でもいいから、意思疎通のために使っている手段」なんです。
極論しますが、「通じれば勝ち」なのです。
料理に例えますと、英会話の勉強は、「高級フレンチのシェフ」を目指すような行為ではなく、キャンプ場でカレーを作るような行為です。大雑把でも、みんなで食べられればいいのです。もう、みんなでワイワイ作るのとその場の雰囲気だけで、相当美味しいはずですから。

このネイティブ信仰をなくし、そこそこの英語でも使っている人がそこら中にいる、と分かった瞬間に、私たちの受講生の多くはまず、ひとつ大きく変わります。

そして、もう1つの信仰は「〇か×信仰」です。

受験英語もそうですが、英語のテストでは、スペルが1つ間違えていても×がつきます。少しでも「正しい英語」からずれていると×、間違い、とカウントされるのです。

しかし、言語の能力を〇か×でとらえるのは現実的ではありません。
The dog was really big.
という文章で、reallyの「L」をひとつ飛ばしたり、BigをBicと綴ってしまったらとしても、おそらく意味は伝わるでしょう。であれば、×でなく、「限りになく〇に近いけど、スペルは、もう少し正確に覚えましょう」というのが正しい評価でしょう。
リスニングテストもそうです。
ネイティブがめちゃくちゃ早いスピードで何か喋って聞き取れなかったらペケをもらいますが、こちらが英会話が苦手だとわかっていてネイティブスピードで喋ってくる人なんか現実的にはいないのです。少しスピードを緩めてくれるか平易な表現を使うように心がけてくれるはずです。それで相手がゆっくり喋ってくれたら、理解できるのであれば、これもペケではなくて、「スピードを緩めたらOK」という評価が正しいはずです。
それをペケ、ペケ、ペケ、ペケ。少しでも完璧でなければペケ。重箱の隅をつつくようなペケペケの嵐。そりゃ嫌になります。(余談ですが、僕は高校の英語で赤点を6回もらったほどペケをくらいまくりました)

このおかげで、多くの日本人の方は英語というのが「正確な英語」と、それ以外のすべての「間違えのあるペケな英語」ととらえてしまっているのです。白じゃなければ、黒、となってしまっているわけです。下の左側の「白黒モデル」のようにです。が、実際は、まっ白じゃなくても通じるわけで、単に「クリアー」に伝わる度合いが下がる、ということが現実です。なので、下の右側のグラデーションモデルととらえなおしたいのです。

まぁ、「ど真ん中の白に命中させよう」となると緊張もするでしょうが、「白っぽいところに何とかいけば、いいか。あるいは、そこにいかなきゃ、何回か言い直して、より白っぽいところに近づけばいいか」と、いい意味に「アバウト」にとらえてしまう開き直りが大切なのです。

この2つの信仰を払拭できたとき、英会話というものはまるで違ったものとして皆さんの頭のなかにレジスターされるでしょう。

そうなったら、英会話の心理的障壁なんてカッ飛んでしまいます。

*「警官とさよならを言う方法はまだ発明されていない。」
レイモンド・チャンドラーの代表作「長いお別れ」のなかの主人公の探偵が言う名セリフ