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せっかくの英語を残念なものにする「ジャパン・モード」の正体(3)『グローバルでの英語はキャンプ場での料理みたいなもの。高級フレンチは要らない』

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せっかくの英語を残念なものにする「ジャパン・モード」の正体(3)『グローバルでの英語はキャンプ場での料理みたいなもの。高級フレンチは要らない』

先日から「ジャパン・モード」の正体のシリーズを始めさせて頂いております。
「ジャパン・モード」とは、日本人のコミュニケーション時のさまざまな癖で、グローバル環境での英会話で壁となってしまうものをまとめて呼んでいます。日本の「ローカル」なモードを「グローバル」に切り替えないと、いくら沢山英語の勉強をしても、実践では伝わらないことが多いのです。TOEIC900あっても喋れない人がいるのはこのせい、とも言えます。イングリッシュブートキャンプでは、この「ジャパン・モード」を「グローバル・モード」に切り替える術を学ぶことで、逆に、皆さん一気に堂々と英語を話し始めるのも目の当たりにしてきました。

先日の「ジャパン・モード」の正体(1)では、日本は「高文脈」あるいは「ハイ・コンテクスト」な文化ですが、グローバルは、「低文脈」な世界ということを見ました。
「ジャパン・モード」の正体(2)では、英語が「仕掛け花火型」に対して、日本語は「打ち上げ花火型」ということを見ました。

せっかくの英語を残念なものにする「ジャパン・モード」の正体(2)日本語は打ち上げ花火型、英語は仕掛け花火型。

今日は、「ジャパン・モード」の正体(3)では日本の多くの方とグローバルにおいての「英語」というもののとらえ方の違い見ていきたく思います。ずばり、世界の非ネイティブスピーカーは英語を比較的カジュアルに捉えているので、シンプルな英語でも、例え軽微なミスがあろうともバンバン使える状態にあるのですが、ジャパン・モードでは英語をとても重々しく捉えており、高度な英語を話さなければ、正しい英語を話さなければという呪縛に囚われているという点になります。

グローバル環境で英語を話すことは、キャンプ場で料理を作ることに似ています。
キャンプの場での調理は、限られた調味料や食材しか使えません。また、使う道具やファシリティーも慣れ親しんだ家のキッチンのものとは違い、普段とは違う慣れない環境です。
英会話も、「英語」という制約の多い第二言語を用いなければなりませんし、また、それを使うところは、グローバル/異文化という普段とは違う慣れない環境になります。

現在、世界には8.5億人の英語を話す人がいると言われておりますが、5億人以上は英語の非ネイティブスピーカーです。つまり、非母国語として英語を話すひとの方が、英語を母国語として話す人より多いのです。そんな非ネイティブスピーカーは、そんなに構えることもなく、もっと気軽に英語を使っています。英語は第二言語だから、キャンプ場での料理そのもののように割り切り、もっと英語をカジュアルに捕らえているのです。

ところがです。私たちがイングリッシュブートキャンプを通じて感じたのは、日本人の英語学習者の多くが英会話学習を難しくとらえすぎていることでした。それは、あたかもキャンプ場であるにも関わらず、フランス料理のフルコースを作らなきゃ、という気負いに似ているような気がします。

英会話業界側にも、それに拍車をかけている方がいる気がします。
以前ある大手英会話教室さんが、貴方の不完全な英語では恥かしい、というようなキャンペーンをやっておりました。電車の広告で写っている女性が言っている言葉が『私は月曜日は都合のいい女です』や、男性が自信満々に話している言葉を『僕をタクシーと呼んでください』等と描写して、貴方の英語、本当はめちゃくちゃでこう聞こえているかもしれません。恥かしいですよね?そうです。まだまだなんですよ。では、うちでもっと勉強しましょうということかと思います。

一度本当に海外でビジネスや留学をしてみればわかると思いますが、真剣にビジネスをしていたり、本気で友達になろうとしていたら、そんな英語の些細な間違えはスルーですし、英語の間違えを指摘して笑ってくる外国人など、少なくとも僕は見たことがありません。向こうは英語のプロでこちらは素人で頑張って英語を話している、そんなことは向こうも分かっているし英語の間違えがあり得ることは斟酌してくれる。或いはお互い非ネイティブスピーカーだったら英語の間違えなんてお互い様。英語なんてキャンプ場での料理みたいなもので、大枠で大体あっていれば、まずはそれでいい。たとえ『私は月曜日は都合のいい女です』や『僕をタクシーと呼んでください』と言ってしまったからと言って、それがどうした?という話です。大事な場面ではホワイトボードや文章できちんと確認してくれますから。それより大切なことはお互いで何かを成し遂げることである。完璧な英語を、と気負うばかりに、それを使うことをためらったり、グローバルに出ることが遅れること自体がもったいない。世界に出てみれば、そんなことは当たり前すぎる話です。

ところが、「いや~、英語って結構そこそこでも大事なんだよね」と実情をいったら彼らの商売あがったりでしょうから、キャンプに言ったことが無い人に「あ、キャンプに行かれるんですか。であればフレンチのフルコース作れないと恥かしいですよ」とチンプンカンプンなことを言っているのかもしれませんね。

キャンプ場でフレンチのフルコースはいりません。周りもみな、そんなものは期待してません。シンプルで、簡単な料理をささって作ればそれでいい。何しろ目的はキャンプであり、一緒に楽しむことです。英語なんてツールにすぎないのだから。多くの非ネイティブで英語を操る外国の方は、皆それが分かっています。第二言語なんだから、そんなに難しい表現を用いなくても、軽微なミスがあろとも、何しろ話が通じればいい、英語を使ってもっと大切な自分のゴールを達成できればそれでいいと割り切っています。

そう割り切れると、英語に対しての以下の3つの大きなマインドの変化が起きます。国内留学のイングリッシュブートキャンプでは、先ず受講生の、このマインドセットを変えることから全てを始めます。そこを変えてあげるだけで、ずいぶん英語が身近に感じ、英語を話す恐れや気負いから解放され、それではバンバン使ってみようかという気になりますので。

変えたい3つのマインドセット

(1)英語はゴールでなく、単なるツールであると割り切る
キャンプのゴールはあくまでキャンプを楽しむことです。忘れがちですが、英語も同じです。ゴールは人によって違い「ビジネスの成功」だったり「海外で勉強する」だったり「友達を作る」だったり様々でしょうが、学者か何かでない限り、けっして「完璧な英語を手にする」ことではない筈です。英語は「ツールでしかない」という割り切りが全ての始まりです。
(2)難解で、完璧な英語など要らないと割り切れる
そうです。ツールなんだから肩の力を抜けてきます。ビジネスだろうが、留学だろうが、小難しい単語や表現は要らないのです。英会話の90%を理解するために必要とされている単語数は約900と言われておりますが、私たちは中学校で既に1200語近くを勉強しています。そうです。フランス料理のフルコースのような難しい英単語を覚える必要はありません。そうです。簡単でシンプルな英語で十分戦えますし、中学校や高校で英語を勉強してきた我々は、もう英会話を初めるに十分な英語の基礎力を持っているのです。
(3)「もっと勉強」は要らない。今日から英会話を始める。
最初からフランス料理のフルコースを作る実力は要りません。カレーさえ作ることが出来れば、どんどんキャンプに行ってしまえるように、英語も、もう使っていいのです。「まずはもっと勉強を」とやっていたら、いつの間にかすごい年月が経ってしまうかもしれませんよ。一刻も早く「なんとか簡単な単語だけでも話せる」という自信をつけるのが英語の上達のカギです。使いながら学ぶことのほうが多いはずですし、実践に即した勉強になりモチベーションも上がります。実際にアウトプットをバンバン出していく方が第二言語学習的にも効率的な学習になることは証明されています。

そうです。
先ずは、英語はツールであると割り切れるモードにシフトしていきましょう。
キャンプでの料理くらいに軽くとらえるところから始めましょう。
英語がずいぶん身近に親しみのわくツールになる筈です。