イングリッシュブートキャンプの合宿をしてきました!
今週は、月曜日から2日間、千葉の幕張にある泊まり込みの研修所にお邪魔して、イングリッシュブートキャンプを運営するコアメンバーで合宿をしてきました。
合宿では、様々なことを行いましたが、ひとつは、わたしたちの働く価値観「Working Philosophy」の確認です。
おかげさまで2017年は、2016年に比べてイングリッシュブートキャンプの規模は倍になりました。それに従い、より多くの方に係わって頂けるようになり、チームも大きくなりつつあります。これまでは、数名の仲の良いものどうしで「阿吽の呼吸」でやってきたものも、これからは、そうはいきそうもありません。より多くの方のお力を借りながらイングリッシュブートキャンプを発展させていく上で自分たちの大切にしているものを一度きっちり定義しよう、という背景です。
これを作成する際、グローバル化していく企業として様々な国や地域の人に理解され受け入れられたいという想いから、そもそも英語で作りましたし、ダイバーシティのチームを前提にしております。グローバルで受け入れられる内容になっていると思いますが、5か条あるうちの1条は、ローカルな日本の「心」を残しました。今日は、その5つをご紹介させてください。
(1) Leadership Belongs to Everyone
Every team member takes initiative and makes changes.
リーダーシップ論(ダイヤモンド社、第二版2012年)等で著名なハーバード・ビジネス・スクールのジョンコッター教授は、マネジメントは既存のシステムの運営を続けることで、リーダーシップは組織をよりよくするための変革をしていること、と言われています。言われたことを無事に遂行するだけではなく、すべての、あらゆる立場のチームメンバーが、自ら変革を起こしていくことを目指したく思います。
(2) Diversity in Counsel, Unity in Command
We value diversity in people, thought, and working styles; as a single entity we fully discuss issues in order to reach solidarity for the best solution, and act together closely to achieve our goals.
訳すと「相談するときはダイバーシティー、指令の段では統一感」となるでしょうか。様々なバックグラウンドや考え方をもつチームメンバーの力を最大限にはっきするため、多様性を認め、お互い違うということを認めて、それをベースとして話し合うことは自分たちの可能性を大きく広げるものだと信じ、まずはトコトン話し合い、一旦いくぞと決めたら密に連携しながら一体感をもって遂行していくことを目指したく思います。
(3) Absolute Execution
Execution is the process by which change is realized. Focus and commitment to productivity through decisive action lead to tangible results for our greater mission.
とにかく「実行」が大事だと考えます。楽しい環境を築きつつも、業務実行の段になれば、最高の集中力で生産性をあげ、必ず結果をだしていく。そんなチームを目指したく思います。
(4) Smile, Everyone
We strive to create a work environment in which every team member might achieve personal happiness. Treat every team member with the respect and fairness of family. Work should be a place of fun, laughter and community.
全てのチームメンバーが、自身のhappinessを見つけることができる働く環境をつくっていきます。チームメンバーには、自分の家族に対するときのようなフェアネスと敬愛をもって相手に接する。笑顔と楽しさがあふれた場所。単なる「職場」というよりは「コミュニティー」を作っていきたく思います。
(5) Iki
The aesthetic of being in relation to others, dignity in action. Integrity, consideration, professionalism, forward thinking, and taking initiative to go beyond the call of obligation to bring happiness to others. We seek iki in all we do, sharing our deep and sincere thoughts through discussion to find our organization’s true voice.
最後は、日本の価値観である「イキ」です。
チームがグローバル化し、より様々な人の力を発揮できるチームにシフトしていくと、従来の日本の企業のローカルなやり方がそぐわない面が出てくるかと思います。ただ、グローバル化していくことと、ローカルの特性を捨てて無国籍になっていくことは違うような気もします。
日本発のイングリッシュブートキャンプ社が、どれだけグローバル化しようと、絶対に曲げたくないもの、常に拠り所としたいわたしたちチームのDNAを、このWorking Philosophyに入れました。
それは、「粋」です。イキであり続けたい、私たちはそう思います。
では、このイキというものを定義するとなると、、、これがなかなか大変です。
ただ、僕たちは、これをあえて定義しようとはしません。日本人のチームメンバーが他のメンバーに説明して理解を深めたり、また、そのときそのとき何が「イキ」なのかを皆で悩んで考えていくことが大切だとし、あえて細かな定義はしないことにしております。合宿でも、たっぷりと時間をかけて「イキ」とは何なのかをメンバー同士で話あってきました。
以上が、5つのWorking Philosophyになります。
我々チームを、今後とも宜しくお願い致します!