短期集中型英会話スクールならイングリッシュブートキャンプ

みなさんの英語、『無感情』になってはいませんか?

スタッフのRYUです。

イングリッシュブートキャンプでは毎週様々な生徒様にお越し頂いております。
そして私はキャンプ中の皆様を見守らせて頂いている中で、堂々と英語を話される方が持っていて、そうでない方が持っていないものとして、『感情』がかなり大きな要素の一つだと感じてきています。

これはそもそも日本語を使ったコミュニケーションと、英語を使ったコミュニケーションの違いの一つとも言えます。
日本語と比べて英語を使ったグローバルなコミュケーションの場合は圧倒的に、言葉に『感情』を乗せて話す方が有効になります。
我々が普段使う日本語というのは割と単調で淡々と話されることが多い言語と言えます。

例えばテレビのニュースキャスターを見てみると、日本の番組のニュースキャスターは原稿を無感情で正確に読むスタイルが結構多いと思いますが、アメリカの番組のニュースキャスターはコメントに感情を乗せて自分の意見を語るスタイルが多いかと思います。
もちろん私は日本のキャスターが無感情で話しているからといって、やる気がないと思うことはありませんし、分かりにくいこともありません。
むしろ聞き取りやすくて丁寧な人だと感じるのですが、一体何故このような文化の違いがあるのでしょうか?

日本語というのは言語の中でも文脈が高い、つまり同じ日本人同士で使う場合に一つ一つの言葉がより多くの情報を持つと言われています。
その為もし相手が無感情だったり微かな表現で話していたとしても、共通の文化を持つ日本人同士の間では、言葉の微かなニュアンスなどで十分に相手の心情が伝わってくる、そういった事が多くなります。
つまり高文脈である国内の日本人同士の会話では、より適切な言葉選びにフォーカスして話すことが日常化されている訳ですね。

しかし国際コミュニケーションになってくると状況が一変し、共通の文化を持たない人々とのコミュニケーション、つまり低文脈な環境での会話となります。
そうなると言葉の微かなニュアンスなどで相手に自分の感情を匂わすことはもう当然難しくなります。
だからこそ英語を話すときは、直接的な表現を心掛けてカラダ全体で自分の言いたいことを表現することが有効になる為、カラダ全体で『感情』をしっかりと乗せて、相手に自分のことをしっかりと理解してもらう必要が出て来ます。

また英語に『感情』を乗せて話すことにより、必然的に『リズム』も付加されてきます。
これが英語をより華やかにし、周りの人々に自信のあるスピーキングだと思わせる重要なポイントだと私は思います。
シャドーイングやオンライン英会話などで普段トレーニングされている方は、今日はいつもより少し『感情』を多く乗せてみると、何か気付きがあるかもしれませんので是非試してみてください。

シャドーイングで練習する場合は海外の映画やドラマの、特にアクションやコメディーのような出演者の感情が豊かなものがオススメです。
もう出演者になりきったつもりで感情移入MAXで真似をしてみてください。
DVDは英語音声・英語字幕にできますのでシャドーイング教材としてとても使いやすいです。

是非今日からはもう少しだけ『感情』の入った英語を話すことにトライしてみてはいかがでしょうか。

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