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オンライン英会話サービス立ち上げ奮闘記 in Davao #3

皆さん、こんにちは。スタッフのYutaです。

今回はオンライン開発で一緒に働いているフィリピンのインストラクターや現地の方々と一緒に過ごす中で見つけた・感じた多くのフィリピンの方々に共通する特徴を紹介していきたく思います。

1.とにかく明るく元気

とにかく明るく元気な人が多いなという印象を受けました。フィリピンには明るく元気な人が多いということは何となく見聞きした方も多いのではないでしょうか。私自身オンライン開発でフィリピンの方々と一緒に仕事をする前から、日本で一緒に働いているフィリピン出身インストラクターの方々の影響もあり明るく元気な人が多い印象がありましたが、実際にフィリピンに行ってみるとその印象通りで、話をしていても冗談を言ったりしてよく笑う、明るい人が多いように感じます。

もちろん根っから底抜けに明るい人もいますが同様に元から明るいわけではない人もいます。一緒に時間を過ごしていくなかで、住んでいる国や文化は違ってもみな同じ人間で当然悲しくなったりすることもあるんだなと感じました。ただ悪いことがあっても悲しんでいても仕方がない、あまり気にせず明るくいたほうが楽しいと前向きに気持ちを切り替えることが習慣づいている人が多いように感じられ、私も倣っていきたく思いました。

2.家族を大切にする

フィリピンでは家族の絆、つながりが非常に強いように感じられます。
例えば家族の一員の誕生日には一緒に住んでいる家族だけでなく近くに住んでいる親戚も含めて集まり祝福することが多いようです。フィリピンでは出生率も高く、子供も多く、また祖父母から孫世代まで一緒に住んでいるような家族構成も多く、家族・親戚で20人ほど集まることもあまり珍しいことではないようでした。

また仕事の動機として家族のために働くと考える人が多く、インストラクター募集の面接をしても家族のために働きたいという発言をよく耳にします。

子供が親をサポートするという文化が根付いており、家族のために収入を仕送りする、貯金するということが一般的なようです。

またフィリピンでは労働人口の約4分の1が海外に出稼ぎに出ているようです。海外で得た収入をフィリピンの家族に仕送りしているというケースも多く、確かに東京でも英語の講師や飲食店でもフィリピンの方を見かけたり、フィリピンのインストラクターに聞いても海外で働いた経験があるという人もいます。

3.女性が活躍

フィリピンで感じたことは女性、特に子供を持った女性も自身のキャリアを築きながら仕事をしているということです。これは家族を大切にする部分とかかわる部分も大きいと思いますが、例えば出産で自身のキャリアを諦めなくてもいいように家族が子供の世話をしたり、そもそも家事は家族の仕事で女性に負担が偏らないようにみんなで分担するという意識が強く根付いているようです。

国際労働機関(ILO/International Labor Organization)のレポートではフィリピンの女性の就業率は2012年の調査で4割弱と日本と同程度ですが、女性が占める管理職の割合は47.6%(全体108ヵ国中4位)と日本の11.1%(全体108ヵ国中96位)と比べて非常に高い数字になっています。また1897年以降フィリピンの大統領として就任した16名のうち2名が女性で、女性の社会進出が進んでおりアジアで最も男女平等が進んでいる国と言われています。

Women in Business and Management
GAINING MOMENTUM Global Report
http://www.ilo.org/wcmsp5/groups/public/—dgreports/—dcomm/—publ/documents/publication/wcms_316450.pdf

今回紹介させて頂いたことは私個人が経験し感じたことでフィリピンの方全員が当てはまるということではありませんがフィリピンの国民性や習慣が伝わればと思い書かせて頂きました。オンライン英会話などですでにフィリピンの講師と話す機会がある方や、まったく話す機会がない方も興味を持つきっかけになればうれしいです。

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