スタッフのRYUです。
イングリッシュブートキャンプでは今ある英語力で自分の言いたいことをなんとか伝える力を養成するために、ジェスチャーも効果的に使うように教えています。
会話の中で上手く使えば絶大な補助効果をもたらすジェスチャーですが、実は国によって意味の捉えられ方が変わってしまいます。
今回は特に海外で使うとまずい意味になるジェスチャーを紹介致します。
目次
■いいね!
Facebookのいいねボタンでおなじみのこのジェスチャーは『サムズアップ』とも呼ばれます。
日本や英語圏では良い意味になり、またヒッチハイクする時にも使われるジェスチャーです。
ただしこれを中東・西アフリカ・南アメリカで使ってしまうと、相手を侮辱する表現になるそうですので気を付けましょう。
■OK
芸能人のローラがよく使っているジェスチャーで、OKの『O』を手で表しています。
しかしこのジェスチャーはフランスでは『ゼロ』を意味する否定的ものとなり、また南米では『お尻の穴』と捉える方もいるそうで、卑猥な意味になることもありますので気を付けましょう。
■ピース
写真を撮るときのポーズや、何かに勝利した時のジェスチャーですが主にアジアで使われています。
このジェスチャーをギリシャで使ってしまうと相手を侮辱するように捉えられる事があります。
かつて犯罪者に向けて二本指で物を投げていたことが由来とされているそうです。
■パー
『ちょっと待って』等の意味で使われるジェスチャーですが、これもギリシャでは否定的な意味になります。
相手の顔に泥を塗る動作と捉えられて、相手を侮辱する仕草になるそうです。
タクシーを止めるときや店員さんを呼ぶ時にやってしまいがちなので気を付けましょう。
■おいで
遠くから相手を呼ぶ時にときに使うジェスチャーですが、日本で使う場合は手のひらを下にします。
しかしもし英語圏でこれをすると逆に『あっちいけ』という意味になってしまいます。
英語圏で使うときには手のひらを逆さにして手招きしましょう。
■チェック
日本ではレストランや居酒屋でお会計をもらいたい時に店員に使うジェスチャーです。
しかしイタリアのレストランでこれをすると、単純に『×(この料理は美味しくない)』という意味になり、お店の人をがっかりさせてしまうことになりますので気を付けましょう。
以上、普通はとても便利に使えるジェスチャーですが、国の文化によっては相手に変な意味を与えてしまうことがあるということを、一応頭の片隅に置いておいた方が良さそうですね。