スタッフのRYUです。
だいぶ秋が近づいて来まして、そろそろ運動会のシーズンがやってきます。
日本の運動会といえばリレーや玉入れ、綱引きなどお決まりのものがありますが、
海外ではどうなっているのでしょうか?
今回はアメリカの運動会についてカリフォルニア出身のカーティス先生に聞いてみました。
■そもそも運動会というモノはない!?
日本の運動会とはだいぶ違ったものになりますが『Field day』と呼ばれるそれらしきイベントがあるそうです。
『Field day』は6月に開催され、ちょうど学年の終わりに開催されるイベントです。
もうすぐ夏休みに突入する直前のイベントのため、生徒はみんなハイテンションで参加するそうです。
行う競技は州や学校が独自に決めているので、『これがアメリカの運動会の定番!』みたいなものは有りません。
カーティス先生の学校では主に陸上競技をメインに行っていて、
・リレー
・二人三脚
・スプーンレース
・幅跳び、高飛び
・ソフトボール遠投
などがあったそうです。
オリンピックの学校バージョンのような感じです。
日本の運動会と違って個人戦のものが多く、勝った生徒には栄光を称えるリボンなどが送られるそうです。
これを付けている間は、他の生徒から尊敬の眼差しが集まる『ヒーローモード』に突入します。
逆に負けてしまった生徒は、悔しさのあまり泣きわめく生徒も多く居るとのこと。
カーティス:私も悔しくて泣いたなー
■日本の運動会はどのようにして生まれたか?
初めて行われた運動会は今から約140年前のこと。
日本で最初に行われた運動会は定説によれば1874年3月21日、海軍兵学校で行われた競闘遊戯会であるとされる
-出典 『運動会』wikipedia
そして日本の学校の行事として運動会が開催され始めたのは、明治時代からです。
初代文部大臣の森有礼が、体育へのモチベーションアップと集団訓練を行う目的で運動会を行うように働きかけたのがきっかけだそうです。
当時の情報技術において運動会の形式を全国に広められたことは驚きですよね。
運動会の起源はヨーロッパにあるとされていますが、日本のものは独特の特徴を持っています。
その理由としては第二次世界大戦中に軍事色が強まり、行進や騎馬戦が取り入れられた形の名残が現在にも残っていると言われています。
日本の運動会には『お楽しみ行事』というのに加えて、『訓練』の意味が強く入っていると言えますね。
■まとめ
ご両親参加型の競技(綱引き等)で、自分の父親がガチになり過ぎていると少し恥ずかしい。
以上、アメリカの運動会と日本の運動会の違いについてでした