皆さんこんにちは、イングリッシュブートキャンプでシニアインストラクターとしてネイティブ講師をまとめておりますトニー下山です。
今週から私も皆さまのビジネス英会話に役立つお話を少しずつさせて頂きたいと思います。
今回は英語での社内挨拶についてのご質問にお答えしていきます。
日本語ではすぐに出る挨拶が英語になるとなんと言って良いか分からないことがあると思います。
よく使う基本的なフレーズだけでも覚えて頂けると英語コミュニケーションがよりスムーズになると考えています。
目次
【出社の際】
「おはようございます。」
単に訳すと”Good morning”になりますが、英語コミュニケーションの場合は挨拶だけで終わりではなく続けて近況を聞いたりする方が自然です。
例えば同僚と朝の挨拶。同僚が昨晩footballの試合を見に行ってる事を知っている前提で。
或いは、会社に来るのに交通は順調だったか。
などおはようだけでなく、挨拶するにあたり色々聞く事が出来た方がより会話を楽しめます。
【外出するとき】
「行ってきます。」
これもただ行ってきますという事は少なく、具体的に目的や行き先を含めて言う方が自然です。
例えば、XYZ社と2時の商談の約束があるので出かける時は。
という言い方をします。
【上司や同僚が外出するとき】
「いってらっしゃい。」
いってらっしゃいのような決まり文句は無く、
例えば、「XYZ社とのmeetingが良いといいですね。」
または、「昼食のmeetingが楽しいといいですね。」
のように相手の行き先についてコメントすると良いと思います。
【上司や同僚が帰社したとき】
「お帰りなさい」
Welcome backですが、それで終わりにせず外出の感想を聞くと良いと思います。
例えば、「お帰りなさい。昼食のmeetingはどうでしたか?」
と聞いてあげるとスムーズな会話が始まります。
【退社するとき】
「お先に失礼いたします」
英語で直訳して伝えるような表現はないと思います。
代わりに周囲にねぎらいの言葉をかけて退社するのが自然です。
例えば同僚に対して、「またあしたね。あまり遅くまで仕事しないでね」
という言葉がよく使われています。
【上司や同僚が退社するとき】
「お疲れ様でした」
これも英語で上司にお疲れさまでしたとの表現は無いと思います。
言うのであれば例えば、
「今日は時間を費やしてくれて有難うございました」
などと言ってみてはいかがでしょうか。
また上司から部下に対してですと。
「今日はよく頑張って良い仕事をして有難う。」
と言ってあげたりすると良いと思います。
以上、多少はお役に立てましたでしょうか?
来週も国際ビジネスマナーについてお話させていただきたいと思います。
今回はご覧頂きありがとうございました。