日本とアメリカの違い 〜学校生活編 Part 2〜
みなさんこんにちは!スタッフのYutaです!
第5回となります「日本とアメリカの違いシリーズ」は前回に引き続き「学校生活」にまつわることについて紹介していきたく思います。
今回は学校生活の住まいについて紹介します。
アメリカの大学生の大半が寮生活かシェアハウス住まいで、家族以外の誰かと一緒の部屋・建物を共有して生活します。また1人部屋より複数人で1部屋を共有する場合が多いです。前回の記事でお伝えした通り、授業が重要視され、宿題が多く出ることもあり学生同士協力して宿題に取り組んだりすることも多いためキャンパス内で過ごす時間が多くなります。大学の寮も基本的にキャンパス内にあり徒歩通学が基本です。
また寮内にはカフェテリアやランドリースペース、学習室等が備わっているところが一般的です。
日本との違いを感じたのは、元々留学先の大学の近くで生まれ育ち、地元の大学に通う学生も、例え自宅から通学できる距離であっても寮に入る人が多いということでした。
また女子寮・男子寮と性別で建物が区切られているわけではなく、同じ建物内で生活していました。トイレ・風呂・寝室はそれぞれ別となっていますが、1歩自分の部屋から出ると異性の学生とも出会います。
私も留学時は最初の3ヶ月間のホームステイの後は寮生活を体験しましたが、非常に充実していました。
寮生活では、ルームメートや同じ授業を受講しているクラスメートとも頻繁に会い、寮内のカフェテリアで食事をとり、勉強も一緒にできるため学生同士のコミュニケーションが密に行われます。またそのため、友達の友達と知り合う機会も多く自分自身の友達ネットワークが広がっていきます。
大学近くに元々の自宅がありながら寮生活をしていた友人に聞くと、大学1年次の友達作りや学校生活が充実するから入寮したという話も聞きました。
大学の立地等にもよるところもあると思いますが、大学1年次に大学付属の寮で生活し、2年次からは仲良くなった友人と一緒にアパートを借りて一緒に生活するということが多くアメリカの大学生にとっては家族以外の人と一緒に住むということは非常に一般的なことのようでした。仲良くなった友達と一緒にアパートを借りる時も性別関係なく男女混合のメンバーで共同生活することも珍しくありませんでした。
私が一番仲良くなったアメリカ人の友人もアパートを学生の友達と一緒に借りていましたが、男子2人、女子1人で借りており、途中で女の子の彼氏も加わり、男子2人と1組のカップルが一緒に生活していました。日本では見かけない不思議な光景でしたが、非常に楽しく羨ましくも感じました。
平日は基本的に授業中心で授業やその宿題にも時間を割いて生活するため、平日と週末、オンとオフがはっきりしたライフスタイルでした。週末にはレジャーに時間を使う人が多いのですが、日本とアメリカの違いシリーズ1つ目の記事で紹介した通り、留学先のワシントン州では21歳以上なら飲酒可能ですが、午前2時以降は例えバーに行ってもお酒は飲めないため、週末も自宅でお酒を飲むことが多いです。
シェアハウスに友人を呼んで遅くまで一緒にお酒を飲みながら楽しみます。留学当時既に21歳になっていた私は週末はおおよそ友人のシェアハウスに行って授業のことは忘れて夜遅くまで一緒にお酒を飲んで朝まで一緒に過ごしていました。(余談ですがお酒の力を借りると饒舌になりたくさん話すようになるためいい英会話練習になります)
また週末の学生は(日本の学生も似ていると思いますが)仲良くなった友人との楽しい時間にすべく行動するので、そこここでハウスパーティーが開催されて私も多くのアパートを尋ねました。ハウスパーティーは友達がその友達を誘い、またその友達も別の友達を誘うかたちでネットワーク上に広がり一体誰の家なのか分からないというハウスパーティーにも行ったことがあります。笑
日本とアメリカの学生とでは生活の基盤となる住まいに大きく違いが感じられ、特に友人等との交流の場として機能する部分が多くあるようでした。
以上アメリカの学生の住まいについて紹介してきましたが、次回も引き続き学校生活について紹介します。