短期集中型英会話スクールならイングリッシュブートキャンプ

英会話の苦手意識がなかなか消えない本当の理由【7】『わかったふり』はドツボの第一歩

「英語なんて話せない!」と苦手意識を感じている方。自ら「英語を話せない」とされているのは、英語の勉強が足りないからではないと思います。

イングリッシュブートキャンプという短期集中のプログラムを運営してきたわたしたちは確信しております。多くの方には、今からでも堂々と英会話を行うための基礎英語力は十分備わっています。もう話せるのに、自分で話せないと思い込み英会話を始めるのを躊躇しているのだと思います。それは、あたかも十二分な運動能力があるのに、いつまでも怖がって自転車の補助輪を外すことのできない子供の頃に似ているかもしれません。なかなか一歩を踏み出すきっかけが見つからないでいるのです。

英語の苦手意識を払拭し、一歩を踏み出すために必要なものは、(1)「正しいあるべき姿」のイメージと、(2)コツと、そして(3)若干の勇気です。

この12連載の記事を通して、われわれがイングリッシュブートキャンプを通して学んだ、英語の苦手意識を払しょくし「話せる!」まで到達する実践的な手法を紹介させて頂きたく思います。

2018年の新年の抱負が「今年は英語を堂々と話す」という方は、ぜひ、この12連載を、ぜひロケットスタートに活用ください!

英語でダダダダーと話しかけられると、聞き取れなくても 「ちょっといまのところ、もう一度」とは言いにくいものですよね。

単語や表現がわからなくても、「わざわざ止めるのは・・・」と遠慮してしまいます。
そして「もう少し先を聞けばなんとかわかるかも」という淡い期待を抱き聞き続けるのですが、そのうち本格的にドツボにはまる。最後に意見を求められても冷や汗をかきながら微笑をしつつ沈黙で乗り切る。こんな経験ありませんでしょうか?もしあったら、どんどん英会話するのが億劫になってしまうかもしれません。まず、英語の苦手意識を払しょくするには、ここを何とかしたいものです。

こんな風に感じていませんか?

「相手の英語を聞き取れない」ということは、自分の英語力が 「国際ビジネス」をするうえで及第点に達していない。「あるべきレベルにない」と。

じつは、僕もアメリカの大学に行き始めた頃は、聞き返すことを躊躇していました。アメリカの大学に通う生徒としての英語力のレベルにない、と勝手に遠慮をしていたのです。

結論からいうと聞き返さないことは大きな過ちです!

単純な話、聞き取れていないのに、そのまま喋ってもらっていたら相手の話すスピードがドンドン加速していきます。余計大変なことになってしまうのです。

「いまのところ、もう一度お願いします」と勇気を出して言えば、相手はあなたのスピードに合わせます。表現も、より平易なものに調整し、理解しやすい話し方に変えてくれるはずです。

相手も、あなたにとって英語が非母国語だとわかってくれていますので、絶対にあなたを「低く」は見ません。むしろ、英語力にかかわらず果敢に国際ビジネスをしようとしている、とポジティブに見てくれるはずです。安心して聞き返してください。 極端な話、「ごめん、もう少しゆっくり言って」と、聞き取れるスピードまで下げて言ってもらえばいいのです。リスニングのテストじゃないのです。じゃんじゃんスローダウンしてもらいましょう。

更に、「聞き返す」ことは相手をノリノリにします。
そうです。人は自分の話を聞いてくれる人を常に待っているのですから。「あなたの話をじっくり聞きたいけど、いまのところがどうしても聞き取れなかった。もう一度言ってください」 ということです。決して失礼なことではありません。むしろ、聞き取れているふりをすることのほうが誠実さに欠けませんでしょうか?

是非、遠慮せず聞き返してみましょう。それに慣れると、更に英会話がコントロールできて楽しいものになるはずですよ!

聞き返すときのフレーズ集を下に載せてみます。その前に宜しければ相手を止めることについての動画もご覧ください。

また、練習方法はこちらです。

Cut inの練習方法

【フレーズ集】

STEP1 相手を止める

相手がダダダダーと喋っている最中に止めるよりは、文章の区切れ、つまり「息継ぎ」のタイミングで止めるほうが丁寧です。

Just a moment, please. 丁寧に(ちょっと待ってください)
Sorry? /Pardon?(すみません!)
Wait a second, please. / Just a second, please. カジュアルに (ちょっと待って!)


STEP2 なぜ止めたか要望を伝える

相手を止めた後、すかさずなぜ止めたのかを表現しましょう。
Sorry, I couldn’t hear what you said.(すみません。聞き取れませんでした)
I didn’t catch that.(そこが聞き取れませんでした)

聞き取れなかったのでもう一度お願いします、と続けます。
Would you kindly repeat that, please?(もう一度お願いします)
Could you repeat that please? / Could you repeat yourself please?(すみません、もう一度言っていただけませんか?)

また、もっとゆっくり話してほしいときの便利なフレーズを紹介します。

Could you please speak more slowly?(もう少しゆっくり話 してくれませんか?)
Please speak slowly.(少しゆっくり話して くださいませんか)

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