皆さん、こんにちは。
今回はWalker’s Roomの5回目になります。宜しくお願いします。
職場でいきなり外国人の同僚(ヨーロッパの方)が増えました。席は隣ではないのですが、近いです。仕事を通しては色々話が出来ますが、ちょっとした雑談とかがしにくいです。やっぱりなかなか話題を見つけにくいです。何かいいアプローチはありそうですか?
これは良い質問ですね。仕事に関係のある話はあまり問題がなくても、雑談等、もっと私的な会話は難しいですよね。言語と文化のギャップがあると、どうすればうまく関係構築出来るでしょうか。
先ず、相手もあなたと同じような気持ちでいる可能性が高いです。多分、その外国人の同僚の方はあなたと一緒に雑談したり、笑ったりしたいでしょう。だから、相手と話す時、必ず明るい笑顔を見せながら、アプローチした方が良いと思います。こういう良い自己紹介や第一印象のコンセプトはイングリッシュブートキャンプでも教えています。相手はあなたの明るい顔を見ると、安心します。その安心が作れると、雑談がしやすくなります。
言語のギャップもありますよね。でも、相手がヨーロッパの方でしたら、その方も完璧な英語が出来ない可能性が高いでしょう。イギリス以外の国からの人はだいたい英語が母国語ではありません。だから、英語の間違いを心配する必要は全然ありません!英語はコミュニケーションツールだから、間違っても大丈夫ですよ!大切なのは意味を伝えることです。仕事についてのことを伝えられたら、絶対に雑談も伝えられると思います。たとえ相手の母国語が英語のネーティブスピーカーの人でも全然細かい間違いを気にしないと思います。英語を間違っても、意味を伝える方が大事ですよ。Try(挑戦)をしなければ、雑談もうまくなりませんよ。
でも、何のことについて話した方が良いでしょうか?言語ギャップの不安をなくして、あなたの顔を明るくしたら、何のギャップが残っていますか?それは文化ギャップだと思いますか?文化ギャップは確かにありますが、思ったほど大きくないと思います。文化ギャップを考えたら、ギャップが広いこともギャップがないこともあると思います。例えば、両方が経験したことあることとか、両方が経験したことがないこととか、国際的なニュースについては話しやすいと思います。当たり前ですが、外国人の相手が成人式みたいな特定の日本文化を経験したことがある可能性は大変低いでしょう。でも、アメリカ大統領選の候補者のトランプ氏を知っている人は多く居るはずです。簡単に答えられることは話にそんなによくないと思います。いっぱい話してもらえるトピックがいいです。例えば、TPPについて、どう思っていますか?みたいな質問です。
更に、僕は「食事紹介」をおすすめします。食事は国と関係が無くて、人間が生きるために必要なことです。外国語をひと言も話さなくても、美味しい食事や素敵な場所を紹介すると、有難く感じられます。日本へ働いたり観光したりしに来る人が、日本にしか無い食べ物を食べてみたいと思う可能性はとても高いですよね。だから、あなたが好きな食べ物を紹介してあげたら、相手は喜びます。あと、言葉で紹介するより、紹介したい店まで連れていって、一緒に食べた方がいいと思います。一緒に食べる間、自由に話してみてください。アルコールも役に立ちます。少しのアルコールのおかげで、口と舌が動きやすくなって、緊張もなくなって、話しやすくなります。
言語と文化ギャップがあっても、なくても、まだ良く知らない人と話すことは一般に難しいと思います。でも、頑張って話してみなければ、良い関係を作る機会にはならないかもしれません。
GOOD LUCK!