皆様、新年あけましておめでとうございます。
イングリッシュ・ブートキャンプ主宰の、GENERALこと児玉です!
新年の目標として『英語』を掲げた方も多いかと思います。
本日は、僕たちが信じている英会話力習得の最短の『経路』についてご紹介させて頂けましたらと思います。
大雑把な話になりますが、英会話力習得においては、皆さんS(START)からG(GOAL)に行きたいわけです。つまり、基礎英語力も自信も無い、ところから、基礎英語力を得るだけではなく、英語でのコミュニケーションの自信も得たい。そうすれば、英語を流暢に操れるはずです。
問題は、その『経路』です。
多くの方は、『1』を経由しようとします。最初に『上』に行こうとするわけです。
つまり、後にも先にも、先ずは基礎英語力を高めようと学習されるわけです。単語を覚えたり、リスニング力をつけたり、文法を勉強したり、ということで、先ずは基礎知識を増やそうとする。
その行為は当然のように思えますが、ただ、この経路『1』は、お勧めできません。
問題は、経路『1』は多くの学習者にとって『苦痛』に近いものがある、ということです。
何故なら、図でいう『灰色ゾーン』を越えていかなくてはならないのです。
『灰色ゾーン』とは、その名のとおり、どんよりしています。曇っているゾーンです。
それはそうでしょう。英語でコミュニケーションを取る自信がない中での英語の勉強は、折角覚えた単語も、格好良いフレーズも、溜め込んだ文法の知識もなかなか実践で使う機会がない。つまり、極論するといつ使うかわからない知識をもっともっとと蓄えていくプロセス。暗号でも覚えさせられている気分でしょうか。まぁ、あまり楽しくなさそうですよね。勉強していると眠くなってしまうかもしれません。灰色なんです。嗚呼、曇り、なんです。そりゃ鋼のような精神力でもないかぎりはかどらないかもしれません。
ひとつ重要なファクターは、基礎英語力を高めることは、英語でコミュニケーションを取ることの自信には直結しないケースが多いということです。TOEIC900以上ある人でも英語でのコミュニケーションは苦手。全然自信が無い、という人と沢山お会いしました。
そう。英語の自信が無いところから、有るところまで行くには、『ルビコン川』が流れているのです。(ルビコン川とは、重大な決断と行動をもってして渡る川、の例えとして使わせて頂いております)つまり、どれだけ基礎英語力が増えようが、えいやっと、思い切った『乗り越えるとき』が必要なんです、英語のコミュニケーションにおいて自信を得るには。自動的には自信はつかないのです。
ですので、経路『1』を目指すのは、あまりお勧めできないのです。
GOALへの近道は、『2』経由です。
最初に『右』にいっちゃうんです。どうせ、何時かは渡らなければならないルビコン川を最初に渡っちゃうんです。そう、基礎英語力が低かろうがどうだろうが、最初に『自信』をつけちゃうんです。
経由『2』はバラ色の世界ですよ。
なんせ、自分の英語でコミュニケーションする自信がついているわけですから、これから単語は覚えたそばから使える、使いたい。格好いいフレーズも 『いつか使うことがあるのだろうか』というよりは、『今度使ってやろう、しめしめ』と、英語の勉強の質が『受け身』から『攻め』へがらっと変わります。『苦痛』から『快感』に。『ローテンション』から『ハイテンション』に。『はぁぁぁ』から『ウキウキ』に。そう、経路『2』からGOALへの道のりは鼻歌を歌いながらいってしまう感じです。
どうせ何時かはルビコン川を渡らなければならないのであれば、最初に渡ってしまえばいいんです。
ただ、皆さん、基礎英語力が低いのに、いきなり英語のコミュニケーションの自信がつくの?ルビコン川を渡れるの?疑問をもたれている方も多いかと思います。
大丈夫。出来ます。
僕たちの経験ですと、たいていの方の場合、基礎英語力がTOEIC350程度あれば可能です。英語のコミュニケーションに対する自信は得ることができるのです。
ルビコン川は、どうやってわたるのか。
シンプルです。要は、英語を使い倒す、ということです。
皆さんがルビコン川を渡ることのお手伝いをさせて頂くのがイングリッシュブートキャンプになりますが、別にご自身でもコミットさえあればルビコン川は確実に渡れます。
有効なトレーニング方法等は、また、次回させて頂けましたらと思います。
それでは、皆様の2016年が素晴らしいものでありますように!