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なぜ”カタチ”から入ることはダメなのか?”カタチ”から入るべき2つの重大な理由とは

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なぜ”カタチ”から入ることはダメなのか?”カタチ”から入るべき2つの重大な理由とは

『”カタチ”から入る人』と聞いてどのような人を思い浮かべるでしょうか?

例えばゴルフを始める時に、高級なゴルフクラブセットやゴルフウェア・シューズを買ってから始める人のことを思い浮かべる方が多いかと思います。
そういう方は言い換えると『”見た目”から入る人』とも言えると思います。

今回は『”カタチ”から入る』という意味を
■『”見た目”から入る』
■『”型”から入る』

の2つに分けて考えたいと思います。

❏1つ目の理由:『”見た目”から入るメリット』

高級なゴルフクラブセットを購入してから始める人は”見た目”から入る人と言えます。

道具を一式揃えてしまってから実際に初めてみるとすぐに飽きてしまった。
結局揃えるために使ったお金や時間は完全に無駄なモノに。
そういった実際の経験や他人の話はよく有ります。

しかしそれがメリットとして働く事もあります。

まずカタチから入ることは投資であるという意識を持つべきだと思います。
どんな仕事を始める時も初期投資は必ずかかってきます。
それが一つのモチベーションでも有り、失敗できない緊張感も生まれます。
逆に初期投資0でいつ辞めてもデメリット無しとなると、モチベーションの維持も難しいのではないでしょうか。

人は環境に左右されやすい生き物であるため、イメージ出来ないものは実現しないと言われています。
そんな我々にとって“見た目から入る”ことは理想のイメージを明確にする効果があります。
“見た目から入る”ということは、”環境を整える”と言い換えることも出来ます。

少し売れだしたお笑い芸人が、給料の殆どをはたいて高級住宅に引っ越すという話はよく聞きます。
これは先輩芸人云わく「ビッグになりたいなら自分をそれなりの環境に置くことが重要」と言います。
四畳半のアパートでそれなりの生活をしていては、自分の芸能活動もそれなりになってしまうとのこと。

“見た目”から入るという行為は”ツール”を用意すること以外にも、”環境”を用意することにも置き換えられます。
例えば自分が将来、丸の内で働くバリバリの商社マンになりたいとイメージしているのであれば、近所のお手軽な喫茶店に行くところを、たまには丸の内の少しオシャレなカフェでビジネス書を読んで見る。
そういった事でも自分のイメージを明確にして意識を高める効果が得られるのではないでしょうか。

❏2つ目の理由:『”型”から入るメリット』

同じくゴルフに例えると、初心者の時に石川遼やタイガー・ウッズのフォームを研究して、徹底的に”マネをする”ところから入る人がいます。
これは一種の”型から入る人”と言えます。
はたしてこの”型から入る”ことは本当にいけないことなのでしょうか?

“型から入る”の逆を言うならばそれは”理論から入る”と言えます。
つまり、決まった型にとらわれずより理論的・効率的なやり方をしっかり考えてから行動に移すことです。
このやり方で成功するケースも多くあると思います。

しかしそれがもし『茶道』であった場合。
茶道には必ず学ぶべき作法・所作といった決まった”型”があります。
ただ単に美味しいお茶をお客様に出すことが目的であれば、このようなミキサーを使った方が効率的と言えます。

ただこのような出し方をされたら相手はどう思うでしょうか?
「私はおもてなしをされていない」「この人は変わった人だ」と思われてしまうかもしれません。
こういった”型”から入る事が必須なケースもあります。

また古くから伝えられる物事を習得する基本として【守・破・離】というものがあります。

「守」とは、
師の教えを守り、「型」を真似て基本をしっかり身につける段階。

「破」とは、
身につけた基本を自分なりに進化させ「型」を破る段階。
(あくまでも、基本の「型」ができているのが前提になる。)

「離」とは、
最終的に「型」から離れ、独自の新しいものを生み出す段階。

まずは師匠の「フォーム」とか「姿勢」をそっくり真似ることで、
基本動作を完全にコピーするところから始めるべきという教えです。
それが出来た上でオリジナリティを見出していき、最終的に自分のやり方を確立させていく。
多くの成功者の言葉にもこの話が出てきています。

『型を持つ人が型を破るのが型破り。
型がない人がやったら型無し。』

歌舞伎役者 中村勘三郎氏

『最初はマネごとみたいなところからはじまりますよね。
いろんな人のフォームをマネたりして、
なんとなくいまの自分がいるという感じはあります。』

メジャーリーガー イチロー氏『夢をつかむイチロー262のメッセージ』より

『変なこだわりでマネを否定し、独自性に執着するのはいけません。
また、いつまでもモノマネの域から脱しないのもダメです。
マネから入り、経験を積んで、そこから独自性を出す。
この考えが大切です。』

株式会社サイバーエージェント社長 藤田晋氏『藤田晋の仕事学』より

自分の道で大成功を収めた経験を持つ方々も、最初は”型”から入ることから始めているんですね。
型破りな事を出来るのは、そのゲームの構造の型を知り尽くしたからこそ出来る技であって、
最初から独創性を求め過ぎると、風変わりな人で終わってしまう可能性が高い。
まさに“型”から入ることの重要性を物語っています。

ビジネス英会話においてはまさにこの格好の例と言えます。
自分の文法や単語があっていれば良い、伝われば良いと考えている方も多いかもしれませんが、ビジネスの英会話においては一種の”カタチ”というものが存在しています。
そしてこの”カタチ”を覚えずに、正しい英語さえ使っていれば間違いないという”理論”から入ってしまう方がたくさんいます。

しかしそれは得策とはいえません、ある決まった”カタチ”を覚えてない以上はなかなか『風変わりな人』から脱却出来ないからです。
”カタチ”が存在する分野だからこそ先ずは”カタチ”をマスターした人の作法・所作から学び、自分の表現を鍛えるのはその後から始めるべきです。

『”カタチ”から入るビジネス英会話』

是非一度『”カタチ”から入る』ことの重要性について考え直してみてはいかがでしょうか。