イングリッシュブートキャンプスタッフのRYUです。
今回はシャドーイングのやり方についてお話しさせて頂きます。
■シャドーイングは実はかなり難しい?
イングリッシュブートキャンプでも過去にシャドーイングをプログラムに取り入れていたことがありました。
その時は受講生の方々の多くが大変苦戦されてまして、とても難しいという声が多かったんです。
実際に自分も挑戦しておりましたが、リスニング力が足りないせいかなかなか思うように行きませんでした。
■そもそもシャドーイングとは?
シャドーイングとは、聞き取った英語をそのまま真似して発音するトレーニングです。
一見簡単なようにも思えますが、実際やってみるとこれが本当に難しいです。
なぜならシャドーイングは英語におけるリスニングや発音やリズム等の全てが要求される総合トレーニングだからです。
ですのでシャドーイングはすぐに実践出来るトレーニング方法ではなく、シャドーイング自体を出来るようにするトレーニングがまずは必要になります。
■シャドーイングが出来るようになる為の練習は?
いきなりシャドーイングが難しいという方のために、まずは以下のようなトレーニングが有効とされています。
・スラッシュリーディング(リズムを覚える)
テキストを見ながら英語のスピーチがどこで区切られているのか注意して、聞いた通りに発音するトレーニングです。
英語を話す時のリズムを身に付けることでよりスムーズに発話することが出来ます。
・トランスクリプト(リスニング力を鍛える)
音だけを聞き、聞き取った文章を書きとるトレーニングです。
聞き終わった後に実際の文章と書き取った文章を見比べることで、自分が聞き逃してしまう音の傾向がつかめるメリットがあります。
まずはこれらのようなトレーニングから初めていき、だいぶ慣れてきたら遅めな速度のシャドーイングから初めてみるのも良いかもしれません。
■シャドーイングにもやり方が2種類ある?
シャドーイングは伸ばしたい力に合わせて以下の2タイプのやり方を意識して取り組むとより効果的とされています。
・プロソディ・シャドーイング
英語の意味は完全に無視をして、発音やリズムだけにフォーカスして練習する方法です。
リスニング力の向上や、もっとスムーズに発音したいという方はこちらを意識した方が良さそうです。
・コンテンツ・シャドーイング
単語の一つ一つの意味を理解しながら、会話の内容をイメージしながら練習する方法です。
音の聞き取りは出来るがイマイチ意味が入って来ないという方はこちらが適していると思われます。
最終的には上記の2つの両方を兼ね備えることがベストです。
■シャドーイングは教材が重要?
シャドーイングに使う教材はしっかりとしたものを選ばないと無駄な時間を費やしてしまうことになります。
・自分に合ったスピードか?
・発音はしっかりネイティブのものか?
・内容が通常の会話とかけ離れてないか?
まずはそう言った観点で自分に合った教材を選ぶ必要があります。
そこでイングリッシュブートキャンプはなんと無料のシャドーイング教材を
「シャドーイング100本ノック!」と題しましてYoutubeにて公開を開始しました!
こちらは毎日1本のペースで合計100本になるまでアップロードしていくものになります。
もちろんネイティブスピーカーによる音読とスクリプト付き、そして各回に「Slow」バージョンと「Natural」バージョンの2タイプが収録されているので、
広いレベルの方にお使い頂けます。
さらにYoutubeのメリットとして速度を調整することが出来ますので、「Slow」でもまだ早い!という方は右下の設定画面から速度を調整してみてください!
■「シャドーイング100本ノック!」再生リスト
是非英会話トレーニングのお役立て出来れば嬉しいです!
イングリッシュブートキャンプでは教材、教室、Webサイトのデザイン等、世界観を作ることに徹底的にこだわる。自身も英会話力UPにはげむため、『受講生の気持ちは自分が一番良くわかっている』が口癖。
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