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英会話を勉強する上での辞書の存在とは?

皆さんこんにちは!YUTAです!

英語学習に必須のアイテムと言えば辞書ですよね。

昔から根強く使われてきた紙の辞書、薄型で持ち運びに便利な電子辞書、今では手軽にスマートフォンアプリの辞書と時代と共に形状に変化はありますが、英語の意味を調べるということはいつになっても変わりなく英語学習に必須のようです。

そこで今回は辞書の活用について書いてみたく思います。

英和、和英、英英辞書とありますが、多くの方は英和辞書が一番馴染みがあるかと思います。私も中学1年の授業から先生に毎回持参するよう言われ使ってきました。和英辞典は学生時代にはあまり使わなかったかもしれませんが、お仕事等でメールの返信など英語をご自身で考えて書く時に使われていることと思います。特にネット辞書等活用されている方も多いと思います。英英辞書は如何でしょうか。日常的に使用されている方はかなり限定的ではないでしょうか。

英英辞書は英語の意味が分からなかった時に使用する辞書ですが、非ネイティブの日本人としては英語を英語で説明されてもそもそも理解できるか不明で、説明文の中に意味の分からない単語が有ると再度調べる必要があるなど英語の意味を調べるためには英和辞書に比べると不便に感じられるかと思います。

ですが英語コミュニケーション力の向上を考えると英英辞書の活用をオススメします。

理由を説明するために、先ずは「セカンド・ベスト」のアイデアをご紹介します。

イングリッシュブートキャンプでご紹介しているアイデアですが、セカンド・ベスト=次善の策という意味です。イングリッシュブートキャンプの中では英語コミュニケーションにおいては、正しい英語表現がわからなかったとしても今ある自身のボキャブラリーを使ってメッセージを伝えるという意味で「セカンド・ベスト」という言葉を使っています。

英語学習、特にスピーキングにおいて、英語でなんと言えばいいか分からない言葉があった時には正しい英語を覚えることも大事ですが、それ以上に「セカンド・ベスト」(自身のボキャブラリー)でなんとか言いたいことを伝える、表現することがスムーズなコミュニケーションのためには大事と考えイングリッシュブートキャンプの中で特訓しています。

英語ネイティブの成人が使用する単語数は調査の方法等により細かくは異なりますがおおよそ20,000語以上といわれています。
(ご参考:ネイティブスピーカーの年齢と語彙数の推移
http://testyourvocab.com/blog/2011-07-25-New-results-for-native-speakers.php#mainchartNative)

日本の英語教育を受けてきた場合、高校卒業までに3,000語必須で学習し、英検2級合格やTOEIC600点程度取る方の平均は5,000語程度と言われています。

そう考えると成人の英語ネイティブに追いつくためには高校までで習った単語の少なくとも7倍程度は単語を覚える必要があります。

非常にざっくりした計算ではありますが、単語を覚えるだけで何年も掛かってしましそうです。(中1から高3の6年間で3,000語習得したと考えると、かなり乱暴ですが、それぞれ7倍すると42年間で21,000語を習得する計算です)

英英辞書は英語を英語で解説している辞書ですが、英語を解説するために使用されている基本単語数は2,000-3,000語です。

日本で最も多く使用されている英英辞書のオックスフォード現代英英辞典では185,000語の定義が3,000語の基本語彙で書かれています。さらに平易な文章で定義が書かれているロングマン現代英英辞典では106,000語の定義が2,000語の基本語彙で書かれています。

つまりネイティブも知らないような難解な英単語も2000−3000語程度の単語の知識が有れば理解ができると言えるかと思います。また反対に非常に難しい単語であっても2,000−3,000語の単語を駆使すればなんとか説明できると言えるかと思います。

ようやく英英辞書をおすすめする理由ですが、英語の定義を2000−3000語程度の単語で書いている英英辞書は「セカンド・ベスト」(自身のボキャブラリー)で英語を説明する為の教科書として非常に有効に使用できます。

また日本で英語教育を受けられてきた方であれば英英辞書で使用されている単語も理解できる場合が多いと思います。

分からない単語を調べる時は「セカンド・ベスト」の教科書として英英辞書を使って意味を調べるのと合わせて、どうすれば平易な単語で説明できるかも一緒に確認するとスピーキングにも有効だと思います。

ぜひ次回単語の意味を調べる時は英英辞書を使ってみて下さい!

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