推薦者の声

北海道教育委員会
Hokkaido Super English Camp 様

北海道教育員会が道内の高校生を対象として企画・運営している合宿形式の英会話プログラム「Hokkaido Super English Camp」では、当イングリッシュブートキャンプがプログラムの一部を担っております。北海道教育委員会様に、イングリッシュブートキャンプを活用されているねらい等を聞いてまいりました。
Q. イングリッシュブートキャンプを活用されている狙いは何でしょうか?
サマーキャンプ2日目の、まさにキャンプが始まったばかりのタイミングで、1日のワークショップをお願いしています。ほとんど初めて会った人たちと3泊4日を過ごすことに加え、コミュニケーションはすべて英語で行います。その緊張や戸惑いのため、参加者同士のコミュニケーションはぎこちないです。EBCに対しては、「参加者の緊張をほぐし、英語を話すことに対する恥ずかしさを取り除き、コミュニケーションの楽しさを味わうことを通して、生徒に「自分にもできる」と感じさせるような体験を与えてほしい」という、とても難しいお願いをしております。
EBCのプログラムは、外国人とのコミュニケーションの失敗から自分を守ろうとする精神的な壁を打ち砕こうとする「勇気」を参加者に与えてくれます。参加者は、最初は緊張でガチガチでしたが、EBCのいろいろなアクティビティーを通して、本当に大きな声が出せるようになりました。テンポよく与えられるアクティビティーの一つ一つに明確なねらいがあり、それぞれのアクティビティーが有機的につながり、最後は、参加者が相手と積極的にコミュニケーションを取ろうとするようになり、アイコンタクト、ジェスチャーなどを駆使しながら、自信をもって、互いに楽しそうに話していました。参加者のこの変化には、正直、大変驚きました。
Q. レッスンの特徴はどういった点でしょうか?
例えば「大きな声を出す」「アイコンタクトをする」「ジェスチャーを使う」といった基本的なことを、恥ずかしがり屋で、人前で失敗することを恐れている高校生に実際にやらせることは簡単ではありません。なぜ、大きな声やアイコンタクトなどが大切なのか、ということを自らが体験しながら学び、参加者はそのスキルの重要性に気付き、自分もそのスキルを身に付けたいと感じ始めたのだと思います。多くの高校生の場合は、頭では英語を理解していても、実際に英語を使うということに弱点があると思います。 また、ワークショップは分かりやすく、取り組みやすいと思います。例えば、「セカンド・ベスト・イングリッシュ」というアクティビティーは、今ある英語力でいいからなんとか瞬時に言葉を捻り出してみようという「型」が確立していて、参加者にも取り組みやすいと思います。もちろん、型はあったとしても、話す内容は自分で考えなければなりませんが、最初は、頭のなかで英文を組み立ててから喋ろうとしていた参加者たちが、これくらいの英語でもなんとか相手に通じるということを体験し、とにかく英語を口に出して自らのメッセージを伝えるチャンスを逃さないことの大切さを教えてくれるプログラムだと思います。