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もし高校で赤点6回の英語力でいきなりアメリカ留学するとどうなるか?第4話

会話は終わる

15の夜に英語を勉強しなくてもいいや、と思いこだ自分のアホさ加減にようやく気が付いた。
これまで寝たり早弁したりして過ごしてきた無数の英語の時間を始めて惜しいと思った。

― 俺はアホや

ようやく気がついた。

さらに、そのショックもさることながら、もっと衝撃的だったことがった。
それは、コミュニケーションの当たり前の原理。

会話は終わる

ということだった。
それまでは、何というか、こちらはわざわざ日本から来て一生懸命英語を勉強中の留学生の卵であり、この志なり勇気なりは、世の中的も大したものであり、であるから俺の英語力がそこそこあがっていくまでは周りがサポートしてくれるであろう
と勝手に思い込んでいた。

子供じみた発想であることは重々承知しているが、なんというか、言語が下手なのは周りがフォローしてくれるであろうという甘えがあった。
当然のことながら、こちらの英語が下手だからということでエクストラな支援をしてくれる人は沢山いる。むしろそういった人の方が多い。
でも、必ずしもそうではない、ということに遅ればせながら気が付いたのだ。

英語が下手だからといって待ってはくれない。
意思疎通が十分できないと会話は終わるのだ。
考えてみれば当たり前の話だ。

全員が留学生に優しく英語を教えてあげようというボランティアさんではないのだ。自分でさえそうだ。おそらく日本にいたときに、どこかの国の留学生の日本語がたどたどしかったら、少しは付き合うかもしれないが、他にやることがあれば早々に会話を打ち切っていたであろう。

― 会話は終わるもの

という事実に、本当に本当に遅ればせながら気が付いたのだ。

考え方の変化

同時にこうも思った。

― 英語がうまくなるのは大事だが、もっと大事なのは会話を終わらせないことなのではないか

そりゃそうだ。

Red(赤い)で痛感したとおり、英語学習はやはり長い道のりかもしれない。でも自分には時間がない。すぐに本チャンの大学が始まる。
英語力があがるまで時間がかかるであろう。残念ながら大学が始まるまでには間に合わないだろう。
でも、だからといって英語力が低いがために会話が続かないようじゃ話にならない。まず気付いた事は、

会話が終わらないようにする力が必要なのではないか。

ということだ。

英語力を向上していくのとは別に、会話を終わらせない力もつけていく必要がある、と感じたのだった。

― 英語はどうせ当面下手だ。であれば、下手な英語でもなんとか会話を続けていく技を磨いてかなければならない。

そう気が付いたのだった。
これは大きな気付きだった。自分の中の英会話に対する考え方が完全に変わった日だった。
英会話、というものは英語を上達するだけじゃだめだ。やはり、これは会話、会話を終わらせないようにする努力も必要だ。
そして、それが英会話力をトータルで上げていくに違いない。

新たな試み

そこから僕は様々なことを始めることになる。
英語が下手でも、なんとか会話を続けられるように様々な工夫を始める。

例えば、リスニングの時だ。
まず話している人との距離を縮めた。
ぐっと近づいて至近距離で話すようになった。
当然だ。距離が近づけば伝わる熱量が変わる。
言語が不十分でも気迫は伝わる。相手は無視できない。
会話は終わりにくくなる。

次に相手の目から口元を凝視するようにもなった。
アイコンタクトをすれば相手は無視できない。
口元を見つめると相手の発音情報にもなる。理解が進む。

そう。英会話で全身を使い始めた。
そうしたら世界が変わり始めた。
英語力はまだまだでも、会話自体のグレードはぐんとあがった。

これは、僕たちのイングリッシュブートキャンプでもやっていることにつながるが、英会話は全身全霊でやらなければならない。
そう考えるようになっていた。
この一連のことに早く気が付けたことが、僕の英会話が急速に進化していく礎となったのであった。

つづく

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